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最近まで、存在自体も忘れかけていたMicrosoftのオンラインストレージサービス『SkyDrive』が、Dropboxのようにどの端末からも同期されたファイルにアクセスできるようになりました。
Dropboxとの違いを摸索すべく、MacとWindowsで試してみました。
SkyDrive
今回、無料ストレージ容量が新規登録ユーザーは7GB、既存ユーザーは25GBを維持できる構成でリニューアルしました。
SkyDrive自体はかなり前からあったのでここまでなるのにずいぶん時間がかかったなという印象です。
新規登録での比較
無料で使う範囲で気になる違いを比較しました。
Dropbox
・使える端末
Windows,Mac,Linux,iOS,Android,Blackberry
・無料容量
2GB 友達や家族の紹介により容量Up、1紹介で500MB(最大16GB)
・1ファイルの最大アップロード容量
Web上へのアップロード300MB、 PC上のアプリからは無制限
SkyDrive
・使える端末
Windows,Mac,Linux,iOS,Windows Phone
・無料容量
7GB
・1ファイルの最大アップロード容量
2GB
・1ファイルの最大アップロード容量
2GB
こう見てみると「使える端末」はDropboxが多いですね。「1ファイルの最大アップロード容量」はSkyDriveは2GBですが、気になる程でもないと思います。
一番違うのは「無料容量」ですね。Dropboxで頑張って容量を増やす手間を考えると新規登録時から7GB使えるSkyDriveは魅力的です。
一番違うのは「無料容量」ですね。Dropboxで頑張って容量を増やす手間を考えると新規登録時から7GB使えるSkyDriveは魅力的です。
使用感
Mac
Finderに統合されDropboxとほぼ、同じ使い方が出来るようになりました。
Windows
タスクバー、エクスプローラーに表示され簡単にアクセスできます。
Dropboxと違いがどこにあるかわからないくらい、アップロードした感じも大変スムーズでまったく違和感はありません。
ただ、Web上のSkyDriveで作成できるエクセルやワードなどのオンラインOfficeドキュメントはPC上のフォルダからは編集はもちろんですが、削除も出来ない仕様となっています。
『Dropbox』の特徴でもある、すべてのファイルでバージョン管理(変更履歴)ができ過去のファイルを復元できる機能は、SkyDriveではオンラインで作成できるOfficeドキュメントのみ、のようです。
僕が一番、気にした点
それはメモリ使用量です。
僕が使っているMacBook Airのメモリは4GBですが、ブログを書きながら色々なアプリを起動したりしていると、すぐに使用量が80%を超えてしまいます。
普段からメモリ使用量を気にして使っている方も多いと思います。
少しでも、メモリ使用量を節約するにはどちらが良いか、Mac・Windowsで使用するアプリのメモリ使用量を調べてみました。
MacBook Air 11inch
Dropbox 30.5MB
SkyDrive 10.9MB
Windows7 64bit
Dropbox 50.9MB
SkyDrive 9.9MB
結構な違いがありますね。ファイル量とかも関係してくるんでしょうか?あまり詳しくないのでわかりませんが、これだけ見ると搭載メモリが少ないマシンでは断然『SkyDrive』を使うほうが良いという結果になりますね。
最後に
最後に
『Dropbox』をまだ使っていない人なら、『SkyDrive』はアリだと思います。
両方使いたいけどメモリ使用量が気になる人は、どちらかをメインとして使い、片方は常駐させず、定期的に起動してアップロードさせる使い方も良いと思います。
Google Driveも始まってどれを選べばわからない状態になってますが、少しでも参考になれば嬉しいです。
Dropboxを使ってみたい方はこちらから登録できます。
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無線LAN経由の光回線ではSkydriveがアップロード速度毎秒1MBは出るぐらい速いのでその辺もいい感じですね
返信削除逆にDropboxは同期が安定してるのと下りが速い感じですか
なるほど、確かにDropboxに比べてSkyDriveの方がアップロードが早い感じがしたんですが、やはり速度の違いもあるのですね。
削除有意義な情報ありがとうございます。