今日は僕なりのペーパークラフトの作り方を誰もが一度は見た事のある、可愛らしいこれを使って解説しようと思います。
Amazon でもすぐ入荷待ち状態になるほど人気です。
本物(約80mm)を一回り小さくした約50mmサイズで作りました。
ペーパークラフトを作る
ダンボーをダウンロード
使用する道具
右から順に見ていきます。
デザインナイフがあればいいですが、なければカッターで十分だと思います。わざわざ買う必要もないので、家にある物を有効活用しましょう。
② インクがないボールペン
ペーパークラフトのすべての折り目を線に沿ってこのボールペンでなぞります。これがかなり重要です。説明は後ほど。
③ ハサミ
ハサミがない家は多分ないとは思います。僕はパーツを大きく切り出したい時に使っているくらいで使用頻度は低いです。
④ 毛抜き
細かい部分の糊しろ等を折り曲げるのに使っています。ピンセットもあれば便利です。
⑤ つま楊枝
ボンドを糊しろに塗布するのに使用。
⑥ コンタクトレンズのケース
これにボンドを少量づつ入れながら使っています。フタができるのでボンドが乾くのを防いでくれます。
⑦ 定規
直線部分は定規を使ってカットします。金物の定規の方が定規を傷つけないのでいいと思いますが、無ければプラスチックでも大丈夫です。
⑧ 木工用ボンド
セメダインを使ったこともありますが、これに落ち着きました。少し水で薄めて使うと塗りやすいです。
⑨ 濡れた布巾
ボンドが手に付いたまま組み立てるとそのボンドがペーパークラフトに付いてしまい仕上がりが汚くなってしまいます。こまめに手を拭くのがコツです。
⑩ カッティングマット
紙をカットする時の下敷きですが、無ければ厚紙を2~3枚重ねただけでも十分使えます。ちなみに100円ショップでも売ってます。
印刷する
他メーカーのマット紙を試してみたこともありますが、紙厚が微妙に薄かったり、インクが剥がれやすかったりしたので、使用する紙はこちらがおススメです。
♦おすすめペーパークラフト用紙
【CANON マットフォトペーパー A4 MP-101A4】 | ||||
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マットフォトペーパーに印刷する前に白黒でいいので普通紙に一度印刷し、ペーパークラフトのサイズを確認します。 印刷結果を見て、出来上がりが大きすぎたりする場合、縮小や拡大をして本印刷します。
今回も、小さいほうが可愛いので、A4サイズをA5サイズに縮小しています。
すべての折り目に溝をつける
ペーパークラフトは折ったり曲げたりしますので、折り曲げやすくするために、折り曲げ線上を『インクがないボールペン』でなぞり、溝を付けます。
これをしないと、折り曲げ作業はかなり大変になると思います。
インクがないボールペンがない場合は、鉄筆と呼ばれるものが使えるらしく手芸店で買えるそうです。
ポイント
適度な力加減でしっかりと溝を付けます。あまり強くなぞりすぎると紙が痛むので気をつけます。
適度な力加減でしっかりと溝を付けます。あまり強くなぞりすぎると紙が痛むので気をつけます。
パーツを切り出す
まず、パーツごとにハサミで大きく切り出すといいと思います。それから、カッターで細かく外周線をカットしていきます。
長い直線は定規を当てて、円やカーブの部分はハサミを使うとキレイにカットできます。
慣れてくると、フリーハンドでカット出来るようになります。
こちらの記事、ペーパークラフト - 軽装甲機動車[Komatsu LAV]の最後でも紹介しましたが、切り口は当然白くなりますので、カラーペンや絵の具を塗ると組み立て後の仕上がりがキレイになります。(この作業はしなくても構いません。)
パーツを折る
折り曲げには、山折り、谷折りとあり、溝を付ける面を印刷面と裏面とで分けると説明しているところもありますが、この方法だとすごい手間がかかり大変なんです。
なので、僕は印刷面側にすべての折り曲げ用の溝を付けています。これできちんと、山折り、谷折りも出来るのでこの方法でいいんじゃないでしょうか。
なので、僕は印刷面側にすべての折り曲げ用の溝を付けています。これできちんと、山折り、谷折りも出来るのでこの方法でいいんじゃないでしょうか。
ポイント
折り曲げはメリハリを付けてしっかりと折る事です。中途半端だとボンドを塗り張り付けしても、紙の元に戻る力が出て引っ張られることになり、気づいたらズレて接着されてしまっていたなんて事になります。
ボンドを塗って張り合わす
木工用ボンドは水で薄めたほうが塗りやすいです。あまり水が多いと紙がしわしわになるので数滴にしてください。
木工用ボンドをつま楊枝に少量取り薄めに塗っていきます。ボンドが多いと張り合わした時、印刷面にボンドが出てきてしまうので注意が必要です。
もしそうなってしまったら、すぐにさっと指で拭き取り、濡れ布巾で指を拭けば何とかなります。
もしそうなってしまったら、すぐにさっと指で拭き取り、濡れ布巾で指を拭けば何とかなります。
印刷面同士が曲がったり、糊しろの部分が見えたりしないよう注意してしっかりと指で押さえて貼付けてください。
次の張り付けをする前に手に付いたボンドを濡れ布巾で拭くことが大事です。
ポイント
一つのパーツのたくさんの糊しろにボンドを塗って一気に張り付け作業をしないこと。
一つか二つくらいの糊しろにボンドを塗って張り付け、ある程度ボンドが乾くまで待ってから次の糊しろの作業をすることがコツです。
これをしないと、張り合わせ終わった糊しろが気づいたら確実にずれています。
僕はボンドの乾きを待っている時間は他のパーツをカットしたりと他の作業をするようにしています。
完成
ここまで出来たら、パーツ同士を組み立てれば完成です。
所用時間は、写真を撮りながらなので正確ではありませんが、多分2時間はかかってないと思います。
単三電池より少し大きい、『リボルテック ダンボー』が完成しました。
ダンボー『ん!? 何奴じゃ!! 名を名乗れ!』
エネループ『・・・・・・』
ダンボー『おのれっ! 無視するとは、こーしてくれる!』
ゴツッ
ダンボー『どーだ! まいったか。』
とまぁ、こんな遊びも出来てしまうペーパークラフト皆さんも挑戦してみてください。
か、かわいい、ち、ちいさい...私もMacBookを使っているので、思わずこれくらいかな、とキーボードに指をあててしまいました。こういうのりしろをつけて立体にするクラフトはキットなどを使ってごくたまにやるのですが、ホントにイライラしちゃって苦手なんです。平面のカードやスクラップブッキングなら貼った後上から手のひらでぎゅっと押せるけど、空洞の立体だとそうは行かないじゃないですか。とっても器用でいらっしゃるんですね。Satoshiさんが楽しそうに作っていらっしゃるので、私も懲りずにまたチャレンジしてみたくなりました!
返信削除marikobrownさん、ありがとうございます。
削除ペーパークラフトは作っている時もそうですけど、出来上がった物を飾って見るのも楽しいですね。
ニヤニヤしながら見てたりしてます。
marikobrownさんのブログも拝見させていただきました。
「スーパーの紙袋のリサイクルでエコ封筒作り」オシャレで素敵ですね。
僕は逆に、こういう物を作ったことがあまり無いので挑戦してみたいです。
はじめまして。急にダンボーが欲しくなったので、こちらのサイトを参考にしながら作ってみました。ペーパークラフトや図工をするのが好きなので、これからも色々作ってみたいと思います。
返信削除Toshi MATSUSHINOさん 参考にしてくださり、ありがとうございます。
削除上手にできていますね。写真もいい感じでダンボーらしさが良く出ています。
ペーパークラフトは趣味としても良い趣味だと思いますのでぜひ、また何か作ってみてくださいね。
Takasugiさん ありがとうございます。すっかりハマってしまって、4体出来あがりました。http://statigr.am/p/179636049563146400_32296077
削除芝生の朝露でインクを滲ませてしまったので、また作りなおしてみようと思います。http://statigr.am/p/179859918601378556_32296077
わぁ〜。すごいですね。
削除きちんと大きさも変えて、家族構成で作ったんですね。
思わず微笑んでしまいました。
芝生の写真がいいですね^^
とても参考になりました!
返信削除紙をカットするとき、2~3回に分けて切込みを入れていくと、断面がよりきれいにカットできます(^。^)